キャプテンスタッグの14インチ折り畳み自転車を購入してから、約半年立ちました。
実際に使ってみてどうだったのか、どういう使い方をしているのかを紹介します。
感想
一言でいうと、「車載・短距離専用機」です。車に載せて、目的の場所で降ろして、乗る。5kmくらいまでなら気持ちよく漕ぐことができます。これに乗るために出かけるほど快適というものではありません。一方、アウトドアのツールとして使用するならこれほど優れたものはありません。
快適度
いわゆる自転車とは快適度が違います。もちろん悪いほうに。
初めて乗った時には、ママチャリと同じくらいの走行性能があると書きましたが、それは舗装された道路の上での話です。少し砂利道に入ると圧倒的にママチャリと比較しても走行性能は低くなります。車輪が小さく、悪路走行性がありません。
また、特に空気圧の管理は大切です。空気の入っていない自転車は全く進みません。特に14インチ自転車は顕著です。ママチャリ等の27インチほどあるタイヤと違い、14インチのタイヤには入る空気の絶対量が少ないため、抜けた空気の影響が大きく出てしまいます。
まぁ折り畳み自転車なのでしょうがありません。折り畳み自転車のメリットは走行性能ではありません。
できれば空気入れも車載したいところです。
車載性
メリットは何かといえば、もちろん折り畳みで車載が簡単なところです。
車と組み合わせることで、アウトドア趣味を何倍にも面白くしてくれます。
車は旧型オデッセイですが、普通に乗ります。横にキャンプ道具を詰めた収納ボックスも置いていますが問題なく入ります。それほど小さくなりますね。背も低くなるので、運転席からバックミラーを覗いた時も邪魔になることはありません。普段は上から毛布を掛けて耐衝撃しています。
使い方
この自転車に乗るために出かけることはありません。登山や釣りのお供に利用しています。
登山で
縦走したときのゴールに自転車を置いておき、スタート地点まで戻るのに利用しています。登山のコースは大きく下記の3つに分けられます。
・ピストン型
登りも下りも同じコースを歩くコースです。
・周回型
登りと下りで別のコースを歩くコースです。入山口と下山口が同じになります。
・縦走型
入山口と登山口を別にするコースです。例えば山を越えて反対側に抜ける場合なんかは縦走型です。
上記のうち私が好きなのは縦走型です。より多くのコースを歩けるのが魅力です。
1点問題があります。車で行った場合に下山口から駐車場までどうやって戻ってくるのかです。ここで折り畳み自転車が役立つわけです。先に車で下山口に折り畳み自転車を置いておき、入山口に車で向かう。縦走後は折り畳み自転車で駐車場まで帰ります。
帰りの道が川沿いだったりすると気持ち良いですね。ポタリング感覚で帰ることができます。
釣りで
ランガンに使っています。
駐車場まで車で乗り付け、そこから釣り場までの移動に利用します。
当然荷物は乗らないので、餌釣りには向かずルアーの時にだけ利用します。
ちなみに購入してから現在まで冬の間だったので、アジングにしか使っていません。
シーバスにも使ってみたいですね。場所でいうと、淡路島でも使ってみたいですね。
下の写真みたいにルアーとコンパクトロッドだけを身に着けて釣りに行きます。魚を持ち帰るような道具は持っていけないですね。
総評
買ってよかったです。すごい便利です。
今は登山と釣りのツールとしてしか使用していないので、折り畳み自転車に乗ることをを目的とした旅行にも行ってみたいです。桜の時期や紅葉の時期に使ってみるのがいいかも。