リバティクラブルアーをご存じでしょうか。
仕舞寸法が44cmで非常にコンパクトなバスロッドです。
ですが竿先が非常に折れやすい。ネットでも竿先を折ったという書き込みがたくさんあるのですが、私も例にもれず竿先を折っていました。
一度釣具屋で修理していただいたのですが、GWの暇つぶしに再度修理とアップグレードをしてみました。
修理のきっかけ
自粛期間中で暇のため、ユーチューブを見ていたところ下の動画を見つけました。
ロッドの改善点をはっきりと指摘してくださっています。
また、 改造の方向性も作業前に示してくださるのが非常にわかりやすいです。
なによりユーチューバーの方が楽しそうに説明してくださいますので、やってみようかなと気になります。
そういえば全く同じ竿を持ってたなと引っ張り出してきました。
【ロッド改造入門 】DAIWAリバティクラブルアーのガイドを交換する
現状
昔はバイクで釣りに行っていたので、コンパクトロッドを中心に保有していたのですが、現在は車移動が多くあまり出番がなくなっていました。
一度竿先を折ったのですが、誘導ガイドをなくしてしまいガイドのバランスが悪くなっています。
動画にある通り、バットガイドは純正パーツ、トップガイドは磯竿用の補修パーツがついているので、交換していきます。
パーツの選定
ガイドの選定
トップガイドとバットガイドは動画のものを参考にパーツを選定しました。
誘導ガイドはノギスでガイド位置の直径を図り、磯竿用の安いガイドを注文しました。
<購入したパーツ>
トップガイド:PLGST 5.5-1.6
バットガイド:PKLSG 20
誘導ガイド①:TMOG 5 × 2.1mm
誘導ガイド②:TMOG 5 × 2.5mm
パーツは流星フィッシングワークスで購入しました。
メール便で注文したのですが翌日に届きましたし、それぞれ個別包装されていて非常に良いショップでした。
トップガイド、バットガイド、誘導ガイド合計して2000円くらいでした。
飾り糸の選定
飾り糸はロッドのデザインを決める重要な部品です。
色はやっぱり緑かな。緑好きですし、登山も趣味ですし...
近所のホームセンターで手芸用の緑の糸を買ってきました。
道具の購入
道具は百均とホームセンターで購入しました。
ナイロン筆、エポキシ接着剤、瞬間接着剤、やすりですね。
ロッド交換作業
バットガイドの交換
バットガイドの交換は非常に難しかったです。特に飾り巻きが。
飾り巻き用の装置をもっていないので、途中で休憩できず最後まで一気にやらなければならないので大変でした。ロッドビルディングするなら飾り巻きの道具は欲しいですね。
また、色も糸自体はもう少し鮮やかな色だったのですが、釣り竿に巻くと下地の色に影響されて暗くなってしまいました。
トップガイドの交換
トップガイドの接着には失敗しました。
瞬間接着剤でくっつけようとしたのですが、差し込む前に固まってしまいました。
ライターであぶって救出したのですが、トップガイドが焦げてしまいました。
多分実釣には影響ないと思います。むしろ色が黒くなってブランクの色と合っていいかもしれません。
最終的にはエポキシ剤で固定しました。
誘導ガイドの交換
誘導ガイドは購入したもので予定していたガイド位置に合いませんでした。
そこで、やすりで内側を削り、適当な位置になるように設定しました。
ティップ部分のガイドの数が増えたことで、ティップが曲がりにくくなりました。
完成
なんだかんだで完成しました。
ガイドの半分以上を交換交換しています。
トップガイドはsicリングに交換し、peラインでより使いやすくなりました。
また、バットガイドもkガイドに交換し絡みづらく飛距離向上に貢献します。
写真だとバット部分のグリーンが映えていますが、実際はそんなに目立ちません。
早速実釣で使ってみようと思います。
やってよかった
思っていたより簡単にガイド交換できました。そして面白い。ガイド配置どうするとか難しいところも多くありますが、デザインを悩むのとか実際の作業は非常に楽しいですね。
費用はまぁまぁしますね。パーツ代だけで2000円くらいですからルアー一個分くらいかかってしまいます。でも自分好みのロッドに変身するのと作業自体が楽しいので趣味には良いですね。
1からロッドビルディングまではやらないと思いますが、買われた竿の修理とかか練習してみようかと思います。後輩が折ったアジングロッドがあるので、まずはそれを修理するところから始めようと思います。