魂日記 ~Damacy's Diary~

釣りと登山趣味の30代男の日記です。

ポータブル赤道儀スカイメモsを導入

赤道儀を購入しました。

前の記事で星を撮影したいと書きましたが、星の撮影に必須なのが赤道儀です。

早速手に入れてしまいました。赤道儀だけ購入すればよいのかなと思っていたのですが、その他備品も必要みたいでかなりの出費になってしまいました。

天文機材にいくらでもお金を使ってしまうことを天文沼にはまるというそうなのですが、さっそく天文沼に片足突っ込んでいます。

 

 

 

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赤道儀とは

赤道儀とは何かというと、地球の日周運動と同じ回転をする望遠鏡架台のことです。特に電動モーターが付属しておりで日周運動と同じ速度で動き星を追尾する赤道儀を天体写真撮影では使用します。

 

星を撮影する際は、星から発せられる弱い光をセンサーに写すため、長時間露光をする必要があります。もちろんその間に地球は自転しているため、星が動いてしまいます。

例えば、400mmの望遠鏡にフジフィルムのカメラを装着して1分間露光すると、下の写真のように、星が流れてしまいます。

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赤道儀を使うと下の写真のような感じです。同じく1分間露光していますが、星を追尾して動き、写真の中の星が固定されます。星を撮影する場合にはこの赤道儀が必須になります。

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スカイメモs

私が購入したのはスカイメモsです。

赤道儀の中ではコンパクトで持ち運べるポータブル赤道儀という地裁サイズの赤道儀です。

小さいので三脚はカメラ用のもともと持っていたものを使用できそうです。

 

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赤道儀は大型のものは赤道儀だけで20kg、それを支える三脚が30kgとかとにかくでかい、重いというものが多い中でポータブル赤道儀は軽くて持ち運びしやすいのがよいです。

もちろん、小さいため、載せられる望遠鏡のサイズに制限があったり、赤経軸だけしか追尾できなかったり、自動導入できなかったり、高価で大きいものに比べるとできないことも大きいですが、最初だしそこまで投資する費用もないので、自分にはスカイメモsが最適かなと思っています。

 

お値段ですが、結構よい値段しまして備品も含めて5万円くらいかかっています。

なぜならポータブル赤道儀だけ購入しても 使えません。赤道儀として利用するまでに下のものも一緒に購入しました。三脚も必要ですが、私はカメラ用のものを流用しています。

 

・赤道儀

赤道儀本体です。

 

 

 ・微動雲台

赤道儀は日周運動と同様の動きをさせるために北極星に向ける必要があるのですが、その調整に微動雲台があると便利です。カメラ用の自由雲台で北極星に向けるのは至難の業なので必須アイテムです。

 

 

 ・アリ型プレート

これはカメラと標準レンズを利用する場合には必要ないものですが、望遠鏡のように大きいものを架台に乗せる場合に重量バランスをとるという点で重要なパーツです。

 

 

 ・バランスウェイト

これも重いものを載せない場合は必要無いようです。例えば標準レンズとカメラくらいの重量であれば必要なく望遠鏡を利用する場合にはあった方がいいみたいです。

回転するときのバランスを取って一方だけに力をかけないようにすることで、赤道儀の小さなモーターでも回転させることができます。バランスが取れていないとうまく回転できず、星が止まらず流れてしまいます。