友人のバイクをキズモノにしてしまいました。
本当に申し訳ない。
そしてお金は返ってきても機会損失は補填されないのです。
経緯
久々に友人と会って遊び、最後に別れる際に、バイクにまたがらせてもらいました。
降りようかというタイミングでスタンドを出しきれず、そのまま立ちごけしてしまいました。
本当に申し訳ない。
そして、恥ずかしい。
言い訳ですが、バイクにまたがるのも久々でしたし、自分が乗っていたバイクの1.5倍くらい重量のあるバイクだったので支えきれず立ちごけしてしまいました。
その場で確認した限りでは、ステップが割れ、カウルに立ちごけ傷がついていました。
走行するのに問題ない程度の傷だったので、友人からはステップ代金2,000円だけでいいよとは言われましたがさすがに申し訳ないです。
立ちごけ傷というのは走行には影響は全くないのですが、初心者の証みたいなところもあってダサいとされています。
ただ、カウルは一体成型のプラスチックなので基本的には修理ではなく交換になります。カウルの費用はパーツごとに大体1~4万円くらいでしょうか。全交換すると10万円超コースです。
その後、自分の新幹線の時間等も迫っているのでどこが壊れたのか確認してくれと依頼してその場は解散。
そして、帰っている最中に個人賠償責任保険に入っていたことを思い出しました。
個人賠償責任保険とは
個人賠償責任保険(こじんばいしょうせきにんほけん)とは、個人の日常生活や住宅の使用・管理等に起因して第三者の身体や財物に損害を与え、賠償責任を負担した場合の損害を包括的にカバーする賠償責任保険である。
個人賠償責任保険は自転車で相手に怪我をさせてしまった時や、子供が物を壊してしまったという時に保証されるものです。
自転車を乗る人は加入が義務になっている自治体もあります。
自分も兵庫県の条例で自転車を乗る際は保険加入が義務となったので、個人賠償責任保険に加入しました。
自動車保険のオプションでも加入でき、いつの間にか加入しているケースも多いようです。
保険金請求のやり取りについて
私が保険会社とやり取りしたのはたった3回だけです。
◆事故当日
まず、保険の加入状況の確認後、以下2点を確認されます。
・事故状況
・相手の連絡先
保険が適用可能か翌日連絡します。ということで終了。
◆翌日
東京海上日動から連絡があり、改めて詳細状況を連絡。
◆完了の連絡
修理完了後、
○○円(修理費用)をお支払いいたしますがよろしいでしょうか。
という確認の電話が来て完了です。
一方、友人は何度も保険会社とやり取りした様子です。
詳細までは聞いていませんが、修理工場と保険会社の連携に難ありだったらしく、何度も連絡して2か月後バイクが入院から帰ってきたようです。
自分は1回電話して2回電話受けただけ。被害者ばかりにすいません。
いくら保証されたのか
全額です。
具体的には11万ほどだったそうです。
パーツ台:7万円
工賃:3万円
+消費税
個人賠償責任保険には入るべき
個人賠償責任保険には入っておくべきです。
今回は11万円という自分の趣味を半年くらい我慢すればなんとかなる範囲の金額で済みましたが、それこそ自転車で接触しけがをさせてしまう等、一生かかっても払えないような金額が必要になる可能性もあります。億単位の金額を払えない方は個人賠償責任保険を契約しましょう。今回のように身近な事故にも対応してくれます。
そして、自分がどんな保険を契約しているのかを把握していることが重要です。
どんな保険に入っていても、契約していることを忘れて請求しなければ保険金は受け取れませんから。