魂日記 ~Damacy's Diary~

釣りと登山趣味の30代男の日記です。

自転車保険は個人賠償責任保険にだけ入ればOK

2020年4月1日から東京で自転車保険の契約が必須となっています。自転車保険とは何を指すのか、どの保険を契約すべきなのか調べてみました。

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自転車保険とは個人賠償責任保険のことである 

メディアでは自転車保険の加入が必須と記すメディアもありますが、この自転車保険とは個人賠償責任保険のことです。

下に例を載せますが、どの地域も自転車保険と言いながらその実は「個人賠償責任保険に加入してください。」という内容です。

つまり相手への賠償を補償をする保険に入ればOK。自身の補償は必要ないです。

東京都の場合

自転車損害賠償保険等への加入を義務化

東京都自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例|東京都都民安全推進本部

兵庫県の場合

兵庫県では平成27年10月より、自転車損害賠償保険等への加入が義務づけられています

「自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」について

 

個人賠償責任保険とは 

日常生活で他人に対してケガをさせたり、物を壊したりして賠償が発生したときに、賠償金や弁護士費用などの損害を補償する保険です。

個人賠償責任保険(個人賠償責任補償特約)とは|チューリッヒ

日常生活での賠償を補償する保険ですが、自転車の事故も保証してくれます。

また、大抵の保険が家族全員を補償する内容となっているため、家族内で誰か一人が加入していればOKです。(補償内容を要確認!!)

どんな内容が良いのか

賠償金額は1億円じゃ足りない?

今回、よく例に出るのは下の例のようなお年寄りとの事故で1億円近い金額の賠償金が請求されたという事例です。そこから1億円の賠償責任保険をおすすめしているサイトが多いです。

62歳の方を転ばして死亡させてしまった。→賠償金9500万円

しかし、賠償金額は相手の年齢が若ければ若いほど高くなります。例えば相手がまだ未就学児だった場合、1億円の賠償金額では済まない可能性が高いです。

できれば無制限、最低2億円くらいの賠償金額の保険に入る方が良いと思います。

後述しますが、個人賠償責任保険の保険料はそんなに高くありません。賠償金額を高くしてもそんなに値段は変わらないと思います。

絶対に示談交渉付き

自分で示談交渉をするのは大変です。正直利用したことがないのですが、容易に想像がつきます。ただでさえ事故を起こして参っているでしょうし、保険会社に任せられるものは任せた方が良いと思います。

調べた限り大抵の保険には示談交渉付きのようですので、問題ないと思いますがたまに示談交渉なしのもあります。確認しておきましょう。

自転車保険は割高?

大抵の自転車保険はセット型の保険として販売されています。個人賠償保険だけではなく、入院保険や通院保険がコミコミで月額○○円です。といった形で販売されています。

ここからは非常に個人的な考えなので参考程度に読んでいただきたいのです。

自転車保険に付属している傷害保険の通院日額1000円とか、入院日額1500円とか非常に割高に感じます。

なぜなら、すでに健康保険に加入済みです。けがをした際には、健康保険によって非常に安い費用で治療を受けることができます。

そのような状況下で個人賠償保険だけと比較して月500円とか高くなるのは割に合わないと思います。

「いや、障害保険は必要だろう」という方は、ちゃんとした傷害保険に加入すべきです。自身に必要な補償を取捨選択した上で、傷害保険の特約として賠償責任保険に加入しましょう。

自転車保険の中途半端なセット傷害保険に入る必要はないと思います。

具体的にどの保険がいいの

もう加入済みかも

個人賠償責任保険は自動車保険やクレジットカード等の特約として設定されていることが多いです。

既存の契約している保険に加入済みかどうかを確認しましょう。保証金額と補償範囲が家族全員が対象になっているかを要チェックです。

既存の保険にオプション加入する

既存の保険にオプション加入すると安い場合があります。

ポストに良く投函されている県民共済のチラシですが、月140円の保険料で3億円補償というのがありました。かなり安いと思うのでポストを確認してみましょう。

ドコモAI保険

私はドコモのAI保険を契約しております。月180円で個人賠償金額無制限です。無制限は正直やりすぎかもしれませんが、保険料も月40円しか変わらないのでAI保険を契約しております。

月160円で3億円も選べます

ai.hoken-docomo.jp

 

 

1億円という単位のお金は保険に入っていないとどうしようもないです。めったに発生しないことかもしれませんが、万が一に備えて個人賠償責任保険に加入しておきましょう。