魂日記 ~Damacy's Diary~

釣りと登山趣味の30代男の日記です。

登山にかけた費用が100万円超えました。 ~登山にまつわるお金の話~

ふと気になったので計算してみて驚きました。今までの累計登山費用が100万円を超えていました。

 

登山を誘われるときによく言われる「登山は初期費用はかかるが、一度そろえてしまえばそれ以降お金がかからない。」というのは嘘です。

登山はイニシャルコスト・ランニングコストともにお金がかかります。

実際どのくらいかかるのか モンベルとかAmazonの購入履歴をひっくり返し、山行記録から交通費や宿泊費を算出しました。

 

 



どのくらい登山してきたのか

私は2017年から登山を開始しました。

もうすぐ丸々6年になります。

 

山行回数は合計138回です。

だいたい年に20回~25回山に行っていることになります。

月に2回と考えると趣味としてはちょうどよいくらいなのかなと思います。

 

登山にかかった費用

実際にかかった費用は118万円です

正確には、1,182,774円です。

ほぼほぼすべての金額を積み上げました。

もちろん100%カウントできているわけではないですが、誤差は3万円くらいで済んでいると思います。

 

 

登山全体にかかった費用をコトにかかる費用、モノにかかる費用、その他の費用に分類し、少しだけ掘り下げていきます。

 

コトにかかる費用

コトにかかる費用ということで、山行にかかる費用を算出しています。

山までの交通費、山小屋やテント場、前夜泊のホテルなんかの宿泊費、下山後の温泉なんかを集計しています。

 

交通費 544,523円
宿泊費 105,933円
温泉費 12,720円
その他 9,900円

 

食費は含めていません。

山に行こうが行くまいがかかる費用と考え集計していません。そもそも集計しきれません。

 

交通費

登山費用の中で交通費が一番かかっています。

地元の山ばかりに登っていればそんなにお金かからないと思うのですが、登山を進めていくとアルプスにとか百名山とか地元以外の山に行ってみたくなるんですよね。

県内の最高峰が1500mしかないので3000m級の山に行きたいんです。

だいたい1泊するような山に参考に行く場合2万~3万位かかっています。

最近はガソリン代も高いですし、高速代もバカになりません。

例:)

 富士山:26,600円

 八ヶ岳:23,580円

 御嶽山:28,280円

 

近場の山だと大体2000円以下です。

例:)

 六甲山:1,810円

 

遠征費用を抑えることが登山費用を抑える肝になりそうです。

いずれ、遠征費を安く抑える方法を調べてまとめたいと思います。

 

宿泊費

山小屋泊をするか、テント泊をするか

前夜にホテル泊をするか、車中泊で済ますか

で大きく費用が変わってきます。

例:)

 富士山(7合目トモエ館):10,700円

 八ヶ岳(赤岳展望荘):9,000円

 御嶽山(女人堂):9,500円

家族で旅行ついでに登山した時なんかはホテル泊ですが、ソロで行くときはできるだけ車中泊をしています。

 

 

温泉代

登山に温泉はつきものです。

登山に行かなければ温泉に行かなかったかなということで、集計対象にしています。

大体1回500~1000円くらいですかね。

 

その他

その他はほぼイベント参加費です。

六甲全山縦走大会に2回。

京都一周トレイルに1回参加しています。

 

イベントは良いですよね。

百人単位、千人単位の参加者が全員で同じ方に向かって歩くのが新鮮で楽しいです。

 

モノにかかる費用

ギア 352,032円
ウェア 124,294円
書籍 17,292円

 

モノの分類はモンベルの分類に準じています。

登山靴はギアに入れています。

 

最初は、登山靴:1万円、レインウェア(上下)1万5千円、合計2万5千円で始めたものですが、今となっては50万円も使っています。

 

ギアが高くて、ウェアは思ったより使っていないな~という印象です。

 

ウェア

ウェアは、そういわれればそんなに使っていません。

頂上で写真を撮るときのパターンが6年前と変わらないですね。

登山ウェアはそんなに普段使用せず、登山の時専用という感じです。

 

ギア

ギアが高くなる理由として、登山靴の買い替えが結構発生しています。

ローカットの登山靴を山にも普段使いにも使用しているせいで、もう4足目です。

本格的な5万円くらいする登山靴も購入しました。

あとは、Garminの腕時計が単価では一番高いかな。

シュラフ・テント・ザックとかあたりがちょっと値段張りますかね。

色々積み重なって35万円です。

 

書籍

書籍は地図関連とか雑誌関連です。

遭難関係の資料を読むのが好きなので、羽田治さんの本を買ったりしています。

 

その他の費用

保険 15,100円
アプリ 980円

 

登山を始めたての頃は保険に入る必要を感じていませんでしたが、結婚して、遭難関係の資料を読んだりする中で、保険の重要さを感じています。

現在は、ココヘリの3年プランを契約中です。

 

また、山地図アプリも何個か試した結果、YAMAPに落ち着いています。

ただ、課金ユーザにはなっていません。よく行く山が固定されているのでそんなに地図をいくつもダウンロードする必要がないため、月2枚のダウンロードができれば十分です。

いくつか地図アプリを試す中でジオグラフィカだけ購入いたしました。

 

登山は初期費用以外はかからないは正しいのか。

 

冒頭にも述べましたが、これは嘘です。

 

初期費用は多少かかりますが、登山を続けいているとそれ以上にお金がかかってきます。

本当に近場の山にしか登らないというのであれば、お金はかかりません。

でも、いずれアルプスなどの遠くの山に行ってみたくなりますよ。

特に交通費は高いですからね。

 

そして、ギアもどんどん増えます。

自分は一度ギアをそろえてしまうと、あまり買い替えしたいというタイプではないので、最初期に買った道具も6年たっても買い換えしていません。

ですが、やりたいことがどんどんと増えてきます。

 

 テント泊やりたい

 雪山に登ってみたい

 

そうすると、やっぱり必要なギアが増えてきます。当然お金がかかります。

ガチ雪山にはまだ登っていませんが、これを始めるとさらに10万単位のお金が飛んでいきます。

 

個人的には最初に一気にそろえるのではなく、初期費用はできるだけ抑え、必要になったものについて気に入ったものを購入することで、買い替えを少なくしていくのが良いのかなと思います。

 

まとめ

登山趣味はお金がかかりますね。

まぁ、それだけお金をかけてでも楽しめる趣味ということです。

 これだけお金かけて遠征して、天気が悪くなると泣いちゃいますが…

 

一生のうちに100名山制覇なんかもしてみたいですが、やっぱりお金が天敵ですね。

これからも登山を楽しむためにいかに安く購入するか、安く移動するかを考えていかなきゃです。